相場利殖法
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相場利殖・質疑応答

Q11

Q11)「中期技能流」とは、約数ヶ月を単位とする「投機的」な方法とお見受けします。
しかし私は、2〜3年ぐらいかけてじっくりと値上がりを待つ「バリュー投資」の方に興味があります。
この「バリュー投資法」についてどのようなお考えをお持ちでしょうか?

A)お答えします。

今回はいわゆる「バリュー投資法」に関するご質問ですので、以下では「株式相場」を前提に論を進めることにします。

さて、「バリュー投資法」について拙論を展開する前に、まず、次の点についてご指摘しておこうと思います。

それは「投資」と「投機」についてです。

確かに「中期技能流」も「投機」の一種ですが、あなたの「じっくりと値上がりを待つ」方法も、やはり「投機」の一種に他なりません。

その意味では、いわゆる「バリュー投資」というのも、「投資」的側面があることは事実ですが、やはり基本的には「バリュー投機」と言うべきなのです。しかし、ここでは世間一般の言い方に従って「バリュー投資」ということにしておきます。

いずれにせよ、「自分がやろうとしているのは投資であり、投資は投機と違って安全だ」などと誤解していると非常に危険ですので、くれぐれもご用心ください。(以上の点についての詳細は、本書「中期技能流 相場利殖法」の総論第1章に記載してありますので、詳しくはそちらをご参照ください。)

さて、いわゆる「バリュー投資法」についてですが、あなたはこの方法を「2〜3年くらい」のタイム・スパンで成果が出るやり方とお考えのようですが、それは違います。

まず、そもそも「バリュー」とは「価値」を意味しています。

従いまして、「バリュー投資法」というのは、本来、株式「価値」の上昇が株式「価格」の上昇として現象するのを狙うという方法なのです。

そして、この「価値」の変化の「価格」への現象の仕方については、経済学上も各種学派の対立等もあり、それだけで一冊の書物になるくらいの大テーマですので、ここでは簡単に私見を述べるにとどめておきますが、結論から言えば、この「バリュー投資法」というのは、その成果を評価するだけでも最短で約15〜20年くらいの期間は必要なやり方なのです。

これが本来の「バリュー投資」なのです。(従いまして、あなたがおっしゃる「2〜3年ぐらいかけてじっくりと値上がりを待つ」方法というのは、本来的な意味での「バリュー投資法」ではないのです。)

では本来の「バリュー投資」のタイム・スパンが一応理解できたとして、あなたのお考えはいかがですか?それでもこの方法をやってみようと本気で思いますか?

いわゆる「バリュー投資」の各種問題点につきましては、本書の各論第4章に詳述してありますので、是非そちらをお読みいただきたいのですが、この気の遠くなるようなタイム・スパンの点だけでも、この方法があまり「一般向き」ではないことがお分かりになると思います。

要するに、このやり方も、もちろん正しく行なえる限りは立派な流儀ではあるのですが、しかし、誰でもが気軽に採用できるような流儀ではない、ということは理解しておくべきでしょう。

ところで、この「バリュー投資法」につきましては、実は他にも重要な問題が潜んでいるのです。

端的に言ってしまえば、いわゆる「バイ・アンド・ホールド」の推奨のことです。

この「一度買ったら、後はずっと保有し続ける」という「バイ・アンド・ホールド」という教えは、多くの投資家にあっては、結果的に「塩漬け」を誘発してしまうという点が指摘されねばなりません。

「バリュー投資法」は非常に人気があり、このやり方を信奉する投資家はかなりの数に登ると思われますが、他方において、結果的には多くの投資家が「塩漬け株」を多数保有し続けているという事実に、もっと深く着眼すべきだと思います。

何故このような経済的社会現象が発生するのか、という点につきましては、トップ・ページでご紹介しています「無料ミニコース」(特に「第1回」と「最終回」)を良くお読みになっていただければ、自ずと判明することと思いますので、ご自分で考えてみてください。(なお、次の「Q12」の後半で、この点を詳しく解説しておりますので、是非そちらもご参照ください。)

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