相場利殖法
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相場利殖・質疑応答

Q12

Q12)私はデイトレ(デイトレード)に興味があります。しかし、デイトレに関しては批判的な意見もしばしば目にします。あなたの意見はどうでしょうか?

A)デイトレードそれ自体は、ある一つの流儀というのではなく、一日の中で(何度も)売買を完結させるやり方の総称ですから、良いものもあれば悪いものもあるでしょう。

結局のところ、いつも述べておりますように、「正しく」流儀として成立しているやり方であるのならば、基本的には問題ないと言えましょう。

ただ、私見を言わせていただければ、このデイトレードという超短期の売買手法に関しては、私は肯定的な立場ではありません。

この点につきましては、本書「中期技能流 相場利殖法」の「増補-7」に、その核心的な問題点を指摘しておきましたので、是非そちらを参照願いたいのですが、ここでは、その核心的な問題点から派生するところの、もう一つ別の論点を指摘しておくことにします。

結論から言いますと、例えば当流儀(中期技能流)などは相当の年齢になっても実行可能ですが、それに対して、デイトレーダーの相場人生の寿命はかなり短いということです。

もちろん、どのような流儀であれ、死ぬ直前まで売買できるわけではありませんが、それでも、このデイトレードというのは、(仮に正しいやり方で出来たとしても)かなり早期に引退する必要があるやり方と考えております。

あなたのご年齢は分かりませんが、仮にあなたが若い方であっても、そして運良く「正しい」デイトレードの流儀を比較的短期間でモノにすることが出来たとしても、本格的に稼いでいける残り時間は少ないということなのです。

まして、あなたが中年以上の方でしたら、習得自体にも一定の困難さがあるでしょうが、それ以前に何よりも、すでにこの流儀では「引退」を考える年齢と心得るべきでしょう。

この点で、最近は、定年退職者の間などで「熟年デイトレーダー」なる用語も囁かれているようですが、プロが聞いたら「背筋が寒くなる」ような言葉です。

相場利殖の「厳しさ」や「怖さ」を熟知しているプロならばこそ、自分自身のコンディションや年齢による能力の低下などには非常に敏感なものなのです。

これは何も相場利殖に限ったことではなく、いずれの分野でも同様に言えることなのですが、特に「危険」な分野に挑むプロ級の人ほどそうした点には十分に気を使う、ということなのです。

それに対し、アマチュアの人達ほど、厳しさや怖さの実感を持てないために、意外と自惚れが強いものなのです。

くれぐれも用心してください・・・

さて、デイトレードの問題点としては、例えば上記の点などが指摘できるのですが、それ以外にも、一つ前の「Q11」の最後に指摘したことと全く同様の問題点も存在するのです。

重要なことですので、ここで少し詳しく述べておくことにします。

「無料ミニコース」を受講された方ならば既にご存知だと思いますが、簡単に言ってしまえば、例えば「アフィリエイター」は「パシリ君(使いっ走り)」であり、「カジノ」に遊びに来る「ギャンブラー」や「マーケット」における「大衆投資家」は「貢ぐ君(お金を貢ぐ人)」なわけです。

つまり、「カジノ」から見て、大金を捨てるが如くスッテくれる客ほど「良いお客」なのと同様に、「マーケット」の場合は、やはり大金をどんどん貢いでくれる投資家ほど、社会的に見て「良い投資家」なのです。

経済社会システムは、こうした「良い投資家」を大量に育むように、自然と機能していくわけです。

では、そうした「良い投資家」とは、具体的に言うとどういうタイプが典型的なのでしょうか?

一つは、すっ高値で株を買いその後はずっと持ったままという、いわゆる「塩漬け」タイプ。

もう一つは、ドタバタと商いを繰り返し、あっと言う間に大金をスッテしまうタイプ、などがこれらの典型と言えるわけです。

前者のタイプを育成するためには、前項の「Q11」でお話した「バリュー投資」という方法を広めることなどが非常に効果的なわけですが、他方、後者のタイプを大量に製造するためには、例えばこの「デイトレード」などはとても都合が良いのです。

こうした事情からも、今後も「バリュー投資」や「デイトレード」に関する宣伝や社会的関心は、傾向的に増えることはあっても、決して減ることはないでしょう。

プロ級の人達は、そもそもの最初から自分達は「不利」な立場に立たされているということをしっかりと自覚していますので、このように大衆に人気のある「バリュー投資」や「デイトレード」などに対しては、自然と懐疑的になるのが通常なのです。

もちろん、何度も言いますように、どんなやり方でも「正しく」流儀として成立するレベルで習得できるのならば、それはそれで立派な相場利殖法です。

ただ、プロ級の人達は、大衆に人気のある手法であればあるほど、むしろ「不利なのではないか?」と警戒するものだ、ということなのです。

こうした点も慎重に考慮に入れた上で、ご自身の進む道を決定されたら宜しかろうと思います。

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